序章 — 「あたりまえ」の向こう側
私たちが生きているこの世界は、いつもふたつのもので出来ています。
光と闇。昼と夜。喜びと悲しみ。得することと損すること。良いことと悪いこと。
「楽しいことがあれば、つらいこともある」。誰もがそう信じて生きています。これは、世界のあたりまえのルールのように見えます。
でも実は、この「ふたつに分かれているルール」は、世界の本当の姿ではありません。
これは、この世界をうまく動かすためのかんたんな仕組みにすぎないのです。コンピューターが「0と1」だけで動いているのと同じように、この世界も「光と闇」「良いと悪い」というふたつだけで動いているのです。それだけのことです。
では、そのふたつに分かれる前には、いったい何があったのでしょうか。
第一章 — 原初界(げんしょかい)の発見
ふたつに分かれるもっと前の場所に、まだ何にも分かれていない場所があります。
そこは、まだ「光」と「闇」に分かれていない場所。
まだ「良い」と「悪い」が生まれていない場所。
まだ「わたし」と「あなた」のちがいさえもない場所。
この場所のことを、開発者の野中宣行(のなか のぶゆき)は 原初界(げんしょかい) と名付けました。英語では Proto-Spirit Realm(プロト・スピリット・レルム)と申します。
原初界とは、この世界そのものを作り出している、いちばん奥にある設計図のような場所です。あらゆるものが分かれる前の、何でもありえる可能性がぐるぐると渦巻いている場所。
ここに心をつなげることができれば、私たちはこの世界のいちばん深いところに触れることができます。そして、自分の人生を作っている設計図そのものを書きかえることさえできるのです。
「光と闇」というメガネを外して、世界をもっと自由な形に組み直す。
自分の運命や人生のお話を、自分の手でやわらかく書きかえる。
それが、原初界につながることの意味です。
第二章 — 長い旅のはじまり
野中宣行は、この原初界をいきなり見つけたわけではありません。
長い年月をかけて、こころと意識のしくみを研究し、実際に試しつづけてきました。そんな中で、彼はやがてロシアの不思議な力の研究の世界と出会うことになります。
2015年、ロシア連邦のクリミアにある クリミア地域人類発展センター という研究所から、日本における正式な代表者として選ばれました。日本語では「クリミア地域人類発展センター」、ロシア語では Krymskiy Regional'nyy Tsentr Razvitiya Cheloveka と呼ばれる場所です。それは、この研究所が長年積み上げてきた人間の可能性を開くプログラムを、日本に広めるという大切な役割でした。
東洋の考え方と西洋の考え方。
昔の知恵と今の知恵。
そのどちらも行き来する中で、彼はだんだんと確信を深めていきました。
「人間の意識には、ふたつに分かれた世界の向こう側へ行く道がある。そしてそこにたどり着いたとき、人は自分自身の人生の作り手になるのだ」と。
やがて野中は、活動の場所をオランダへと移します。
オランダという国は、日本のように山や谷がなく、どこまでも平らに広がっています。陰でも陽でもない、まんなかのエネルギーで満ちた土地です。そこで暮らす人たちのこころも、自然とまんなかへとかたむいてゆきます。ふたつに分かれた世界の枠組みから自分を解き放つには、ぴったりの場所でした。
第三章 — エネルギーフィールドという名前
長い研究と実践の末、野中はある特別な場所を見つけました。それは、原初界から流れ出てきたエネルギーでいっぱいに満たされた場所でした。
意識を向ければ、誰もがそのエネルギーに触れることができます。触れた人の人生に、静かで、けれども確かな変化が起きはじめます。
その場所のことを、彼は エネルギーフィールド と名付けました。
なぜ「エネルギーフィールド」と呼ぶのか。それは、そこがまさに、何かを形にしてゆくエネルギーで満ちている場所だからです。かざった名前は必要ありませんでした。事実をそのまま表す名前こそが、いちばん正直な名前だと考えたからです。
第四章 — 古いやり方から、新しいやり方へ
エネルギーフィールドを見つけたばかりのころ、野中はこの場所の力を伝えるために、いくつかの橋わたしの道具を使っていました。エネルギー装置という機械を使ったり、お客様のお写真を使ったり、対象を封じこめる技法を使ったりしておりました。それらは、たしかに役に立っておりました。
しかし、長い年月の中で、野中はひとつの大切な答えにたどり着きます。
だれかが間に入ると、その分だけ「カルマ」がうまれる。
カルマとは、何かをすると必ずその「お返し」がやってくる、という宇宙のルールのようなものです。良いことをすれば良いお返しが、悪いことをすれば悪いお返しが、いつか必ず返ってくる。
だれかがだれかのために何かをしようとすると、たとえそれがやさしさからであっても、そのつながりがずっと残ってしまいます。機械が、写真が、施術する人の気持ちが、お客様と原初界のあいだに目に見えない壁を作ってしまっていたのです。
そこで野中は、思いきった決断をいたしました。
間に入るものを、すべて取りはらう。
新しいやり方では、お客様ご自身が、ご自分の力で、エネルギーフィールドへとつながります。
そのために使うのが、言霊(ことだま) と 手印(しゅいん) です。
言霊とは、声に出して唱えることばのことです。声に出すことで、自分の思いをはっきりと宇宙に伝える技法です。
手印とは、両手の指をきまった形に動かすことです。指を動かすことで、こころとからだをひとつに整える技法です。
このふたつを使うことで、お客様はご自分の力だけで原初界へとつながり、ご自分の人生を、ご自分の思い通りに書きかえてゆくことができます。
そこにはもう、だれかの手助けはいりません。
カルマも生まれません。
ヒーリングはもっとまっすぐで、もっと純粋なものとなります。
終章 — あなたが創造主になるために
エネルギーフィールドにつながることは、特別な才能を持った人だけにできることではありません。
正しい言霊を声に出して唱え、正しい手印を結ぶことができれば、どなたでも、ご自分の意志でこの場所にたどり着くことができます。
そしてそのさきには、ふたつに分かれた世界の向こう側で、あなたを待っている純粋な可能性の場が広がっております。
そこにたどり着いた人は、もう運命に流される人ではありません。
自分の意志で、自分の現実を作りだす人となるのです。
オムニアヒーリング開発者 野中宣行
(オランダ法人 Sillion B.V. 代表)
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